私は今、40代。長年続いた子育てもひと段落し、子どもたちはそれぞれの道を歩んでいます。家の中が静かになった分、自分自身と向き合う時間が増え、「これからの人生、どう生きていこうか」と考えるようになりました。
そんな中で出会ったのが“ブログ”です。
ブログを始めたきっかけは、知人の「ブログ、やってみたらどうですか？」という何気ない一言でした。そのときの私は、毎日が退屈で、未来に対するワクワクも希望も持てずにいました。ただなんとなく日々を過ごし、心はどこか曇っていたように思います。
ですが、書くことが大好きな私にとって、その提案はまさに“灯台の光”のようなものでした。
書くことが好きだった私の素質がブログで活きる
実は私は、学生の頃から日記を毎日つけていました。紙の上に思いを綴ることで、自分の感情を整理したり、日々の気づきを記録することが習慣となっていました。
書くことには、私にとって大きな癒しの効果があります。
だからこそ、ブログという“誰かとつながる場所”で、また文章を書くことができるというのは、大きな希望でした。知人が勧めてくれたことに、今では心から感謝しています。
「何もできない」と思い込んでいた私に「やってみよう」と思わせてくれた、その言葉は、人生を変えるほどの力を持っていました。
孤独な日々、心にぽっかりと空いた穴
40代になると、友人関係にも変化が訪れます。家族のことで忙しくなる人、仕事で離れていく人、連絡が減っていく人…。
気づけば私も、気軽に話せる相手がほとんどいなくなっていました。
昼間は家事をこなし、たまにカフェで気分転換。でも夜になるとアマゾンプライムをぼんやりと見て、気づけばまた朝が来る——そんな繰り返しの毎日に、楽しさも充実感も感じられませんでした。
「私はこのまま、何をして生きていけばいいんだろう…？」
そんな思いが、頭から離れなかった時期が続いていました。
身体に障害があるという現実
私には足の障害があります。日常生活に支障があるほどではありませんが、長時間の外出や立ち仕事は難しく、いわゆる「普通の仕事」を探すのはとても困難です。
何社も応募しましたが、年齢や身体のことを伝えると、なかなか採用には至りませんでした。
作業所にも通ってみましたが、決められた単純作業ばかりで、どうしてもやりがいを感じることができず、心が満たされることはありませんでした。
「わたしの居場所って、どこなんだろう。」
そう感じることもありました。
ブログが私にくれた「生きがい」
そんな中で出会った“ブログ”は、まさに私にとっての「救い」でした。
家にいてもできる、自分の思いを形にできる、自分のペースで進められる——私にとって、これほど理想的な活動はありません。
最初は「誰かに読んでもらえるのかな？」という不安もありました。でも、最初の一歩を踏み出してみると、どんどん楽しくなっていきました。
「今日、こんなことがあったよ」
「昔こんな気持ちだったなぁ」
「同じように悩んでいる人に届けたい」
そんな思いを込めて、今こうしてブログを書いています。
「誰かとつながる場所」があるということ
ブログを通じて、誰かが私の文章を読んでくれる、共感してくれる。それだけで、心があたたかくなる瞬間があります。
コメントやメッセージをいただくたびに、「私の気持ちって、誰かに届くんだ」と嬉しくなります。
孤独を感じていた私にとって、「誰かとつながっている」という感覚は何よりも心強いものです。
これからの目標と夢
ブログを始めたばかりの私ですが、これからはもっと多くの人とつながっていきたいと思っています。
・同じように40代で人生に迷っている方
・障害を抱えながらも前向きに生きようとしている方
・書くことが好きな人
・孤独を感じている誰か
そんな方に向けて、少しでも元気を届けられるようなブログを目指していきたいです。
そしていつか、「このブログを読んで元気が出ました」と言ってもらえることが、私の小さな夢です。
さいごに｜読んでくださったあなたへ
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
40代、障害を抱え、孤独を感じながらも「何かやりたい」と模索していた私にとって、ブログはまさに“人生の転機”になりました。
もしかしたら、あなたも同じような気持ちを抱えているかもしれません。
そんなあなたに、少しでも「一人じゃないよ」「ゆっくりでいいよ」というメッセージが届けば嬉しいです。
これからも、このブログを通して等身大の私を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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